座談会

「易文電影」

出席:舒琪、黄淑嫻 司会:何思穎 この時代に大陸から香港へ流れてきた多くの文化人と易文にはさまざまな違いがある。多くの文化人は香港は文化もないもない場所として批判するのが常だが、易文も香港は文化不毛の地とはいうもの、外国の映画が沢山見られる…

「浪漫演義・電影工作室創意非凡廿五年」

出席:紀陶、朗天 司会:李焯桃 同名の冊子が出版されているので、まずはそれを読んで欲しいと宣伝。 電影工作室は黄飛鴻の寶芝林のようだ。 徐克も呉宇森も、龍剛監督《英雄本色》が大好きだった。そこから新版が生まれた。 徐克と呉宇森の関係は同等。徐克…

「香港電影誕生百年之謎」

出席:羅卞、黄愛玲、Frank Bren、David Bordwell 李焯桃:司会 今年、香港映画百年と言っているのだが、いったいぜんたい香港映画の誕生はいつで、なんという作品なのか。2009年が本当に百年目なのかについて。 このあたりの話は「早期香港電影史」(id:hkc…

「易文:其人其藝」

出席:楊見平、楊見安、楊見樂(易文の子供たち) 司会:何思穎 於:香港電影資料館 子供たちから見た易文について。長男と長女は早くから香港を離れてしまっていて、あまり父親と接触がなかった。ただしとてもジェントルな人で、子供を怒ったりしたことがな…

「評論人談許鞍華、嚴浩」

出席:舒琪(香港演藝學院)、盧偉力(浸會大學)、黄勁輝(公開大學) 司会:何思穎 於:香港電影資料館 学校の先生たちの話は多少分からないところはあるものの、講義のように聞きとりやすい。

「許鞍華、嚴浩對話」

2月14日から3月8日に開催される「蛍幕新潮 ─許鞍華+嚴浩的電視影片」に関連する座談会。 出席:許鞍華、嚴浩 司会:羅卞 於:香港電影資料館(2月14日) TVBの仕事は楽しかった。仕事はやらされているのでなく、進んでやるので、長時間仕事をしても文句をい…

「角色介入的心腦交戰」

出席:黄秋生、林嘉欣、林紀陶、張偉雄、 於:香港電影資料館。 香港電影資料館で開かれている特集上映「光影玩轉腦電波」に関連した座談会。 黄秋生(アンソニー・ウォン)も林嘉欣(カリーナ・ラム)も何も準備をしてきていないといいながら、特に黄秋生は…

対話:譚家明

出席:羅卞、譚家明 於:香港電影資料館 覚えていることを。順不同。ちなみに譚家明は現在、城市大学で教鞭を取っている。 TVB草創期(TVBの発足は1965年)には沢山の新人を採用したため、みな若く、いろいろなことを試してみようという思いが強かった。 最…

「全方位電影人曾志偉」

出席:林錦波、李焯桃、林紀陶、張偉雄(写真左から) 映画祭の曾志偉特集に関連した座談会。 《小小小警察》上映後に行われた。 メモも取っていなかったので、記憶に残っていることを少し。 曾志偉だけに言えることではないが、香港映画に携わる人々は多く…

開幕聚談 與王天林談王天林

出席:王天林、王晶 於:香港電影資料館 今日から「王天林特集」ということで、王天林ご本人も登場。 天林叔:映画よりもテレビの方が好き。映画は撮ってから見られるまで時間がかかるが、テレビはすぐに見られるから。 王晶:中学5年の時、いきなり父親に仕…

専題講座・香港電影「集體回記:戦後香港電影反映社会変遷的経験分享」

講者:劉成漢(映画製作、評論家) 於:香港中央図書館 「戦後の香港映画に見る社会の変遷」といったタイトルだが、香港映画の歴史をなぞるという感じだった。 その中で面白かったのは、60年代の香港映画事情。電懋(國泰)や邵氏など国語片、光藝などの粤語…

専題講座・香港電影「張愛玲與電影」

講者:黄愛玲(香港電影資料館研究主任) 於:香港中央図書館 専題講座・香港電影は3回シリーズ(前回は李安の座談会と同じ時間だったため出席できず)。7割ぐらいの理解だと思うが、覚えていることを少し。転載禁止 香港、台湾、中国大陸の多くの監督たちが…

華語電影薪火相傳

出席:李安(アン・リー)、譚國明(スタンリー・タム)、林靖傑(リン・ジンジエ) 司会:林奕華(ラム・イックワー) 国語進行のため、香港人の友人に通訳してと頼んだが、話しが「深い」らしく、2人は全然分からず(私と同じ程度ということはありえないと…

畫外音:王晶

出席:王晶(バリー・ウォン/ウォン・ジン)、登徒(トーマス・シン)、林錦波(ラム・ガムポウ) 於:香港電影資料館 (以下無断転載禁止) 王晶映画といえば、詐欺師ものや、ギャンプルもの、女の子をおっかける話しや、三級片、ばかばかしいコメディやパ…

予告

8月31日、電影資料館で王晶(バリー・ウォン/ウォン・ジン)の座談会あり。ココを参照。

李翰祥電影回顧

《冬暖》上映後、短い座談会あり。 出席は何思頴(サム・ホー)と登徒(トーマス・シン)。 何思頴はこの作品が大好き、初めて見た時、泣いてしまった。中国人の男の心をよく描いている。特に映画が始まってすぐ、老呉は阿金が帰って来たのを知って、顔を見…

邱禮濤的生活芸術館

電影節の「邱禮濤(ハーマン・ヤウ)特集」に関連した座談会。今回特集で上映された作品は9作品(+1作品@香港電影面面観)。 出席は邱禮濤、林震宇、登徒、張偉雄、司会:李焯桃。 覚えていることを少し。 編集にリズムがある。これでもかこれでもかと繰り…

「從 Blog 到 Blookー博客與書的交纏」

日曜日(25日)、「從 Blog 到 Blookー博客與書的交纏」と題する座談会が開かれた。これは、中文大学の呉偉明博士が「知日部屋―日本がわかる部屋」(中華書局:刊、HK$88)を上梓したのを記念して開かれたもので、「香港 Blog 文化的知識性」(出席:呉偉明…

畫外音:與譚家明對談

出席:譚家明(パトリック・タム)、羅卞(ロー・カー)、何思頴(サム・ホー) 《父子》の公開に関連して香港電影資料館で開催。(以下ねたばれを含む可能性あり) まずは、譚家明の第1作目の《名剣》の特徴的なカットを紹介し、何思頴が解説。始まりの部分…

《狗咬狗》座談会

優先場で映画を見て引き続き座談会が開かれた。 出席:鄭保瑞(チェン・ポウソイ)監督、鄒凱光(マット・チョウ)脚本、陳冠希(エジソン・チャン)、李燦森(サム・リー)、林嘉華(ラム・ガーワー) 出演者のうち林嘉華は、元TVBの俳優で、現在は引退して…

「香港經典龍虎門」

出席:呉偉明、黄玉郎(ウォン・ヨックロン)、黄百鳴(レイモンド・ウォン)、葉偉信(ウイルソン・イップ) 司会:何故 出席者は、みな忙しいということで、座談会は1時間のみ。録音するつもりだったが、ICレコーダーが途中で電池切れ(トホ)。これ録音の…

百変楚原

出席:何思頴(サム・ホー)、登徒(トーマス・シン) 先週から始まった「仍然秘密的花園−楚原的玫瑰・蝴蝶・紅葉(下集大結局)」関連座談会。 今回は国語片、古装片が中心。前回の座談会(id:hkcl:20060204#p2)でも話がでたように、楚原は古龍の武侠小説…

「動作指導:一個専業的誕生」

出席:彭志銘、董瑋、張偉雄 司会:李焯桃 一部、覚えていることを書き留めておく。 彭志銘(パン・チーメン):かつて製作、脚本などを担当。現在は次文化堂出版社社長。 香港映画の重要な部分を占めるアクションを専門にする人々の出自は、大きくわけると3…

「光藝電影縦横談」

出席:容世誠、舒琪、林錦波、何思頴 流行小説とラジオドラマと光藝の関係、用なし男の話し、中産階級の映画、電懋と光藝(さわり)など。 2006.4.14@香港電影資料館「光藝的都市風華」

「光藝風華再現」

出席:謝賢、嘉玲、南紅、周驄、少しだけ馮徳倫 光藝の社長のひとりだった何建業(今年1月に亡くなっている)の妻がシンガポールから駆け付け客席に。《英雄本色》リメイクに関係して馮徳倫も少しだけ登場。 当事、光藝の作品はモダンだったが、衣装、化粧、…

「銀河映像第一個十年」

出席:杜琪峰(ジョニー・トー)、韋家輝(ワイ・ガーファイ)、劉青雲(ラウ・チンワン)、舒淇(シュウ・ケイ)、David Bordwell 杜琪峰が非常にクリアに映画作りを考えているのがよく分かった。さらに韋家輝に絶対の信頼をおいているのも。 2006.4.5@香港…

「張國榮影像中的真與誠」

4月1日、2日、張國榮(レスリー・チャン)関連のイベントが香港のあちこちで開かれた。張國榮は好きな俳優の1人ではあるけれど、熱狂的なファンではないので、こういった催しにはほとんど行っていない。自分がそこに行くのに相応しいファンだとは思えないか…

「張活游から周星馳まで:楚原的電影」

相変わらずくくりがないので、ここに置いておく。 今日は楚原についての座談会「張活游から周星馳まで:楚原的電影」も開かれた。出席は何思頴(サム・ホー)と藍天雲(グレース・ン)。張活游は楚原の父だが、なぜここに周星馳(チャウ・シンチー)の名があ…

劉鎮偉(ジェフ・ラウ)

今日、香港電影資料館で「與劉鎮偉傾一晩(An Evening wiht Jeff Lau)」が行われた。 《鬼猛大廈》《賭聖》《92黒[王攵]瑰vs黒[王攵]瑰(黒薔薇対黒薔薇)》《西遊記(チャイニーズ・オデッセイ)》《射鵬英雄伝之東成西就(大英雄)》《天下無双》などが話…

宝田明

「早期港・日電影交流展」の一環で開かれた宝田明座談会。 幾ら時間があっても足りないという感じで、疲れも見せず語ってました。いつもは仕切る羅卞(ロー・カー)や黄淑嫻(メアリー・ウォン)は出番がない状態。まあ真っ当に質問に答えない宝田氏の独演と…