陳奕迅

陳奕迅@紅館陳奕迅(イーソン・チャン)を紅館で見るのは2回目。
今回はMCはなしといってもいい状態。8時半から11時すぎまで、陳奕迅はひたすら歌っていた。ゲストはアンコールで出てくるEO2と彭敬慈(サミュエル・パン)だけで、彼等もダンサーとして登場してくるから、陳奕迅はとにかく歌っていた。風邪を引いているらしいが、低音部分に多少風邪声の感じがしたぐらい。少し声に艶がなかったかもしれないが、風邪だと言われなければ気がつかない。
陳奕迅の歌は安心して聞いていられる。今回はダンスがあったから、そこは大丈夫か?と思ったりしたが、なんとかクリアしていた模様。あと心配なのは衣装。金馬奨の肩に鳥乗せた司会者もいたくらいだから、帽子に鳥が乗ってても驚かないけど、やっぱり鳥はどうなの? 
MCなし、衣装変えも頻繁ではなく、とにかく歌を聞いて欲しいという意志の現われが見えた。弦楽器とのセッションではせっかく弦楽器がいい音色を聞かせているのに、前の席のバカ5人は、すっかりお休み時間モードで写真を撮り合う、大きな声で話す、ホントに頭殴ったろうかと思ったわ。
あと1時間ぐらい聞いていてもよかった。そう思った人は多かったようで、アンコールが終わって、アナウンスが流れても、コールが鳴りやまず、ほとんどの人が席を離れようとしなかった。何回も波のように歓声が上がる。しかたなく再び「コンサートは終わりました」とアナウンスが流れるが、それでも観客は納得せず帰ろうとしない。かなり経ってからようやく観客が諦めて帰りはじめるという状態だった。
ホントに久しぶりのコンサートだったが、いい気分になれた。満足。
2006.2.15@香港体育館(紅館)