陳果プロデュース映画

最近は広告の製作に忙しい陳果(フルーツ・チャン)プロデュースの新しい映画《浮生》は、今年第11回釜山国際映画祭と第59回ロカルノ国際映画祭、第31回トロント国際映画祭に参加する。映画は陳果のスタイルを貫いており、大陸のごく普通の農民の一家のそれぞれの経歴をとおして、個人の社会における位置を表しており、人間の成長の物語りだ。


《浮生》は漢文化電影配給で、全編重慶ロケ、大陸の俳優が主役をつとめているが、そのほどんどがしろうと。陳果の長年のパートナーで北京出身の盛志民が監督をつとめている。陳果は「初めてプロデューサーを引き受けたのは、盛志民の書いた脚本が気に入ったから。この機会に映画会社は新進の監督の作品撮影をプッシュすることができるといい。さらに大陸と香港、両地の映画発展に力をかせればいい。


・香港映画を応援
この後、映画は国際映画祭に参加するため、監督や主な俳優たちは昨日、スイス・ロカルノ映画祭に出席、当地のマスコミと会見するために出発した。またこの映画は8月、9月、10月とヨーロッパ、北米、アジアの各地でプレミア上映する。漢傳媒集団のCEO張承[襄力]は、漢文化はこれから半年、多くの映画を撮影する。アクション、スリラー、励ましの映画などさまざなな種類だ。多くは香港の監督とスタッフで製作し、素質がある監督や俳優を発掘したいと話した。by 2006.8.8「大公報」

ベテラン俳優たちには、もちろん頑張ってもらわなければならないが、やはり新しい人材が欲しい。陳果が李燦森サム・リー)を見付けたように簡単ではないのか。
李燦森といえば、陳冠希エジソン・チャン)との《狗咬狗》がもうすぐ公開。ある集いがあって、今週の土曜日には一足先に映画が見られる(&監督、プロデューサー、俳優ら出席で討論会付き)なので、とても楽しみにしている。