「903森美小儀歌劇團BIG NOSE」

赤鼻の小春出演:森美(サミー)、小儀(シウイー)、古巨基(レオ・クー)、楊千嬅(ミリアム・ヨン)、陳小春(チャン・シウチョン)ほか多数


ロミオとジュリエットのごとく引き裂かれた恋人たちから話は始まる。
一転してサーカス小屋。女っぽい猛獣使い、高所恐怖症のブランコ乗り、孤独な怪力女、魔法で兄を消してしまったマジシャンの少女など、サーカスに不適応な人々のあつまるサーカス団。そこへ赤い鼻の凶悪な心を持ったピエロがやってくる・・・。
最後にオチ(このオチはこれでいいのか?)があるので、あまり詳しくはかかないが、このように話しは進み、歌と踊りが挟まれる。サーカス団ゆえ、衣装はキラキラ派手派手。
学芸会かと恐れていたが、そこまで酷くなかったが、なんせ3時間もあるため、途中だれるのと、ラジオ局のパーソナリティーたちしろうとが踊る(プロも挟まれているが)場面は、やはり苦しい。楊千[女華]、陳小春、古巨基ら歌手にはそれぞれソロで歌う場面が用意されていた。小春はダンスも。ただし小春の出番は2幕(回)だけ。
ロミオをジュリエット風の部分は、もっぱら森美と小儀が演じていて、台詞も書き言葉を広東語読みで話すなど、笑いを取る場面になっている。
また幕間を利用してパーソナリティたちが素に戻って、短い話をする。これが妙に真面目で説教臭い(説教ではないが、話していてみな自分が感極まって泣きそうになっている)。こういうのはしらけるなー。
只で見ている(小春のファンクラブから直前になってチケットが配付された)ので文句はいえないのだが(笑)。もう1度日曜日にも見るのだが、耐えられるか??
2006.9.7@香港演藝學院(初日)