3分鐘先生

《3分鐘先生》
鄭中基(ロナルド・チェン)、毛舜[竹/均](テレサ・モウ)、應采兒(チェリー・イン)、傅穎(テレサ・フー)、呉敬華(ン・カイワー)、劉家輝(ラウ・ガーファイ))、呉耀漢(リチャード・ン) 
陳嘉上(ゴードン・チャン):監督


青年実業家の鍾世傑(鄭中基)は、子供のころからななんでも3分で決着をつけるので、「超人」(ウルトラマン)と言われていた。口が上手く女性を口説くのが何よりも楽しみ。ところがある日、自分をパパと名乗る子供が現われたから、さあ大変。


鄭中基×陳嘉上の前作《至尊無頼》(id:hkcl:20060423)が面白くなかったので、まったく期待しないで見たせいか、意外と面白かった。この面白さはひとえに毛舜[竹/均]のおかげ。鄭中基との掛け合いでも、子供とのやりとりでも笑わせる。彼女がいることで、アクセントが付く。しかし子役の顔が可愛くないなー。
ただし映画は、笑わせるだけでは終わらない。しんみり涙も加えて、ちょっとだけ色気も入れてサービス。惹句では、「ぼろ泣きのコメディ」らしいが、そこまでは?? 2006.11.16@旺角百老匯


それから、ひとつ重要なことは、この映画、ロケはたぶんほぼ全編広州だということだ。
実は最近、広州では香港映画が、ほぼ香港と同時に公開されている。北京や上海では上映されないものも広州では上映されている。さらに先だって、広州では、香港映画を広東語のまま上映していいということになったという報道があった(すでに広東語で上映されているのかどうかは不明)。このサイトの中に現在上映中の映画がある。《3分鐘先生》も現在公開中だ。香港映画が、広州を取り込めるようになれば、新たな活路があるのでは?? 


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