《花花型警》記者会見

余文樂ショーン・ユー)は《花花型警》に一緒に出演する陳坤(チェン・クン)、任達華(サイモン・ヤム)、曾志偉(エリック・ツァン)らとこの映画のクランクイン発表を行った。余文樂と陳坤は「花花」の字の意味を聞かれ、余文樂は監督の馬楚成(ジングル・マー)に質問を振った。監督は《花花型警》の意味は「2人のプレイボーイが警官をしている」という意味だと話した。


出資の天下媒体集団有限公司の馮永総裁は、大陸との合作を今から始始めると言う。大陸の市場はまだ頂点に至っていない。さらに上にいける。大陸市場が伸びてくれば、興行成績は香港の3倍になるだろう。現在のところ、よい映画があれば興行成績で2から3億元は稼げる。5から8年が経てば、成熟した市場でよい映画は、興行成績が7から8億元には達し、アメリカと並ぶほどの潜在力を秘めていると、馮永は言う。従って大陸との合作に対する態度は今後も変わらないだろう。


馮永は、香港映画人は広い視野を持てておらず、大陸の映画人に比べ多元性が足りないという。所詮香港はひとつの都市にすぎず、大陸は広い。しかしこれから10年間、香港はまだ3つの点で優れているだろう。1つは海外の配給に対して大陸の会社より成熟していること、2つ目は融資や補助、映画の始動資金を集めやすいこと、3つめは情報速度の早さ、これらは国際都市の優位性だ。馮永は、香港映画が北に向かって発展していのは確かだが、撮影前の準備の多くは香港で行う事になるだろうと強調した。by 2007.6.18「文匯報」

これは上海での話し。《花花型警》他には譚俊彦(ショーン・タム)も出演。
馮永の話しは、なかなかリアルなんじゃないだろうか。ただ10年も香港が優位でいられるだろうか。
いまや大陸の配給を抜きにして、香港映画は考えられないだろう。特に広州あたりでは、香港とほぼ同時公開になっているので、これが香港映画を救ってくれるかもしれない。それとパイが増えることで、香港だけでは成り立たない映画も、全国規模になれば成立の可能性もある。とりあえずは、勝手によい方に考えておこう(笑)。