《b420》ウィーン国際青年電影節で最優秀映画賞受賞

香港城市大学創意媒体学院卒業の鄧漢強(マシュー・タン)の卒業制作《b420》は、11か国・地域の作品を破って、「第4回ウィーン国際青年電影節」で最優秀映画を受賞した。


新華社香港11月19日電によると、ウィーン国際青年電影節は隔年開催で、映画業界人と若者を主題にした映画を応援している映画祭。《b420》は、鄧漢強が2004年に撮った城市大学創意媒体学院の卒業制作作品で、映画は1人の少女が成長の過程で、友情や愛情や親しさや生や死の経験を通して、人と人との関係を知って行くというもの。


1991年映画界に入った鄧漢強は、《不夜城》《金枝玉葉2(ボクらはいつも恋してる! 金枝玉葉2)》《甜蜜蜜(ラブソング)》などですでに助監督を務めている。2002年再び香港城市大学で創意媒体を専攻し、2004年に《b420》を卒業制作とした。


報道によると《b420》はすでに第19回福岡アジア映画祭でも大賞を受賞しており、第52回シドニー映画祭や2005年ミュンヘン映画祭でも上映されている。また2005年香港亞洲電影節のオープニングフィルムにもなっている。by 2007.11.10「大公網訊」

《b420》はマカオを舞台にした映画。出演はmiki、李燦森サム・リー)、洪展明(ベン・ホン)。たいしたことは書いていないが、見た時の感想はココに。なお、2005年香港亞洲電影節(9月)より前、2005年香港國際電影節(3月)ですでに上映されている。
ウィーンの映画祭のサイトはココ(ドイツ語のみ)。