呉君如+古天樂、賀歳片撮影中

しばらく映画を撮影していない呉君如(サンドラ・ン)は、友人・黄百鳴(レイモンド・ウォン)の為に復帰し、古天樂(ルイス・クー)と新作《家有囍事2009》で共演している。呉君如の今回の復帰は一生懸命に臨んでいる。もう1人子供をと思っている呉君如は、家から出ないという禁を破っただけでなく、胸の開いた服を着て路上で飛んだり踊ったり、コメディエンヌの本領を発揮している。


呉君如は友人の黄百鳴に口説かれ、黄百鳴出資の旧正月映画《家有囍事2009》のオファーを受けた。呉君如は娘が生まれて以来、子育てに専念しており、時間のある時にだけテレビ番組の司会を引き受け、映画やドラマのオファーにはほとんど応じていない。それは夫・陳可辛(ピーター・チャン)の為にもう1人子供をと思っているからだ。今回《家有囍事2009》のオファーを受けたことによる犠牲は大きい。家から出ないようにしていたのを止め、さらに娘と一緒にいる時間も少なくなっている。


先日、呉君如と古天樂は撮影初日を迎えた。呉君如はしばらく撮影をしていなかったが、この晩深夜11時ごろには古天樂と九龍城近くで2人が雨の中で語りあうシーンを撮影した。時間通りに現場にやってきた呉君如と古天樂は台詞を合わせたあとすぐにスタンバイし、雨の中を歩くシーンを撮影した。ポンプ車が絶えず雨を降らしロマンティックな雰囲気を作り出していたため、スーツを着た古天樂とダスターコートを着た呉君如は全身濡れ、撮影がひととおり終わるごとに化粧を直さなければならなかった。


古天樂が撮影を終え先に帰り、呉君如だけが残って1人のシーンを続けて撮影した。見ると呉君如は突然コートを脱ぎ、胸の開いたワンピース姿の彼女は監督の要求に従い酔っぱらってくるくると路上で踊って見せた。影后の彼女は1テイクでオーケー。その後さらに飛び跳ね踊り歩いた。左右に体をひねって腕を広げ、前後に飛びはね、マイケル・ジャクソンをまねた姿はまさにコメディエンヌの本領発揮だった。by 2008.6.3「東方日報」