「中環製作特輯:由《十月圍城》佈景設計師作分享」

陳徳森(左)。出席:陳徳森(テディ・チャン)、馬永基。
於:中環・前荷李活道前已婚警察宿舍 
2009.11.29


本来はセットをデザインした麥國強が出席のはずだったが、仕事がつまっていて来られないということで陳徳森が登場。もう1人は建築の専門家。
《十月圍城》の舞台は1905年の香港。トレイラーとセット建設のメイキング(短いもの)を見ての話し。ただしあまり深い話はなし。覚えていることをいくつか。

  • 当初、撮影のためにさまざまな場所を探したがロケできるところはなかった。
  • 絶対にセットが必要だとなって、資料をあさった。古い写真、古い写真をもっていそうな人を探した。
  • セットでは皇后碼頭から皇后大道、ウエリントン街(?)、擺花街・・・を作った。
  • 最初、西九に作ろうと考えたが、許可がおりなかったため、上海に作った。しかし上海政府からも(高さの問題で)危険だということで、1度は中止命令が出た。いま考えれば、やなり西九につくればよかった。
  • 1970年代から香港は経済成長を遂げたため、このころから街の姿が徐々に変わっていった。僕らはまだ記憶に残っているものもあるが、若い人は昔の中環を知らない。
  • 中環には孫文ゆかりの場所がたくさんある。
  • 上海のセットは壊さない。今は同じセットで劉偉強(アンドリュー・ラウ)が《陳真》を撮っている。