新婚夫婦

《新婚夫婦》張瑛、丁荔、高蘭、李亨、謝賢 
秦劍:監督 1956年 モノクロ 粤語 無字幕 新聯


新婚夫婦が友人に部屋を貸したことから起こる誤解と思い込みと疑心暗鬼。
新婚の夫婦・陸紹明(張瑛)と胡湘靈(丁茘)は余っている部屋を誰かに貸そうと考えていた時、紹明の大學時代の友人・林孟秋(周驄)と周錦棠(謝賢)が新居に訪ねてきた。作家の孟秋と夜勤の錦棠は一緒の部屋に住んでいるが周りが五月蠅くてかなわないと話す。それを聞いた紹明は、新居の部屋を2人に貸すことにしてしまう。
紹明は会社で同僚から妻が浮気をして男と逃げた話を聞き、孟秋には思う人がいることを知らず、いわれもなく湘靈と孟秋の中を疑ってしまう。出張に行くと噓をいい、同僚と2人の密会の証拠をフィルムに収めようとカメラを抱え、夜中にこっそりと家に忍び込もうとするのだった・・・・。


テンポもよく面白い。思い込み、疑心暗鬼など、今でも十分通用する題材。いつもはニヒルな役の張瑛のコメディが面白いのなんの。こいう役も出来る人なのかと感心(写真ではパジャマ姿で棒を持っている)。若い若い周驄(写真では縞のパジャマ)や謝賢(写真右の白いシャツ)。特にデビュー間もない謝賢は、眼鏡をかけて、いつも寝てばかりいる。ちょっと見たかぎりでは謝賢と気がつかない。@香港電影資料館(六十年電影光輝 ・ 從長鳳新到銀都)


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