孤島驚魂

《孤島驚魂》
陳小春(チャン・シウチョン)、楊冪(ヤン・ミー)、葉山豪、蔡淑臻(ジャネル・ツァイ)、黄又南(ウォン・ヤウナム)、徐天佑(チョイ・ティンヤウ)、安雅、譚俊彦(ショーン・タン)、李曼筠(マギー・リー)、徐自賢(ジェシカ・スー) 
鍾繼昌(リコ・チョン):監督


一族の所有でありながら、見捨てられた存在の島を一大リゾート地にしようと考えた資産家の息子は、カメラマンとリポーターを含む4組8人の男女を島へ送りこみ、サバイバルゲームで勝ち抜いた者に100万元を与える事にした。
島へ向かう途中、船は事故を起こしして、全員海に投げ出された。命からがら島にたどり着いた8人は、互いに相手を牽制しながら、ゲームを行おうとするのだが、猪の群れに遭遇して、逃げ回っているうちに、周囲には骨壺が並ぶ不気味な廃屋にたどり着く。
不気味さにリタイヤを宣言する陳小春を突然何物かが襲い連れ去った。追いかける譚俊彦は血糊を発見。病院跡を探りお宝のありかを示した地図と手帳を見つけた安雅は1人、手帳を片手に森へ分け入った。安雅を追いかけみなも森へ・・・・。


大陸では幽霊映画は御法度。この映画は大陸製ホラー映画というウリ。しかし幽霊映画にみえるが実は違う。でなければ大陸では公開できない。というわけで、さまざまなな幽霊的現象には説明が必要なはずだかが、それはどうやら細かく説明してくれない。最後がそうくるなら、あえてこまかく理由とともに手口も説明して欲しいものだ。そのほかにも疑問がいっぱい・・・。
小春初め、出演者はけして手を抜いているとは思えず、一生懸命、森を走り、木にしがみつき、転がり頑張っている。ホラー映画としても不十分で、かといって女性たちのセクシーさで売るわけでもなし(売っているつもりかもしれないが、それも不十分)。悲しい映画になっている。
小春ファンとしては、それなりに見所はあると思うのだが。ネタバレになるので書けない・・。
2011.7.9@GH旺角


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