港台芸能人の大陸出稼ぎに制限か?

《快樂大本営》このところ、香港・台湾の芸能人は頻繁に中国大陸へ行き稼いでいる。しかし盛んに報道されているように、大陸の廣電総局はすでに「限娯令」(娯楽番組制限令)を出しており、娯楽番組の過度な娯楽化を制限している。また、香港や台湾の芸能人が大陸のテレビ番組に出演するのを禁止している。この禁止令に最初にぶつかってしまったのが郭富城(アーロン・クォック)で、彼が出演した湖南衛視の《快樂大本営》では突然カットされてしまった。伝えられるところによると、これは大陸の芸能人の仕事を守るために、香港や台湾の芸能人を封殺し、香港や台湾の芸能人の大陸出稼ぎブームを押さえるためだと言われている。
無線電視の佘詩曼や林保怡という売れっ子たちはこのところ、無線との契約が満期になると継続せず、大陸へ行って人民元を稼いでいる。加えて多くの台湾芸能人も大陸で仕事をしている。たとえば、ドラマ出演や司会など。大陸出稼ぎがひとつのブームとなっていた。というわけで今回の措置で、香港や台湾の芸能人が大陸出稼ぎブームが大きな打撃を受けたと言える。
大陸の消息筋によると廣電総局は、すでに各地の衛星テレビに「限娯令」を通達しており、娯楽番組の行き過ぎた娯楽化と番組の時間延長を禁じ、さらに盛んに報道されているように香港台湾芸能人の衛星テレビへの出演禁止していると言われている。本来、郭富城とアメリカのレディ・ガガは湖南衛視の《快樂大本営》を収録しており、放送は8月20日に予定されていた。しかしこの「限娯令」の影響を受け一時的に放送中止、大陸の出身の楊穎(Angelababy)が出演した《快樂大本営》を再放送した。
またこれら以外に、本来香港やワイタンの芸能人が出演するはずだった湖南衛視のもう1つのヒット番組《天天向上》は、8月21日放送中止、さらに台湾の庾澄慶が出演するはずだった湖南衛視の《快楽女聲》では、庾澄慶の姿は見つけられなかった。(略)
2011.8.30「蘋果日報

娯楽番組だけではなく、大陸では、香港・台湾の歌手も頻繁にコンサートを開いている。特に台湾の歌手は多い。お値段も一番よい席が1000ドル以上するものばかり。これはいいのか・・・。