周渝民（ヴィック・チョウ）、陳嘉樺（Ella）、 丁莎莎、小小彬 、豬哥亮、徐若瑄（ヴィヴィアン・スー）、楊冪（ヤン・ミー）、陳楚生（チェン・チュウシェン）
朱延平：監督
阿B（周渝民）は元バイクレーサーだが、事故以来やる気をなくしている。傍に居て欲しい時に妻の家蔚（楊冪）に逃げられ、酒を飲んでは妻を思って吼え、金があれば博打の日々。近くに住む馬妞（Ella）が密かに阿Bに好意をよせており、洗濯や掃除、食事まで何くれなく世話をしてくれているが、阿Bは気づきもしない。そんなある日、出奔した妻が突然やってきて、2人の間の息子・彬彬（小小彬）を預かって欲しいといってくるのだった・・・。
物語りは周潤發（チョウ・ユンファ）の《阿郎的故事（過ぎゆく時の中で）》思い出させるが、こちらの方が話が単純で楽天的でさっぱりしている。しばらく見ないうちに周渝民がずいぶんと男っぽく痩せて骨っぽくなっていた。周渝民と陳嘉樺の関係も分かりやすく屈折は少ない。2人の太り気味の子役がもう少し可愛かったらよかったのにと悔やまれる。このところ見る映画見る映画に楊冪が出ているが、あまり出ると飽きられる。最後のオチもずいぶんとハッピーエンドでびっくりな、可もなく不可もなくな映画であった。
2012.2.2@The Grand Cinema
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