吉隆坡→香港(4日目・最終日)

吉隆坡。

  • ホテルで朝食。最終日なので、歩き足らなかったところを1人で歩くことにする。この日が一番天気が好く、すっきりと晴れて青い空が見える。
  • KL SentralからKLモノレールで2駅目のMahalajalelaで下車、観音寺、陳氏書院を見る。Chinatownの外れで西洋人女性3人組にバトゥケイブ.に行くバス乗り場を知らないかと聞かれるが、分からなかったのでガイドブックで調べてあげようと思ったが、ガイドブックの説明もよくわからず。あとで分かったことだが、彼女たちはちょうどChinatownを挟んで反対側に来てしまっていたようだった。
  • Chinatownを素通り、建物に導かれ適当に写真を撮りながら歩いていたら、建物が美しいNational Textiles Museumというものを見つけ入ってみる(入館無料)。マレーシアの各種テキスタイルが展示してあり、新しめで綺麗だが展示室の照明が恐ろしく暗かった。トイレも清潔で綺麗だった。ちょっと古いガイドブックの地図によると向かいに歴史博物館があると書いてあったが、建物は同じだがレストランになっていた。さらに歩いてMasjid Jamekにいくが修理中。
  • 適当にChinatownの方に戻って、Old China Cafeで軽く食事。ニョニャ風な古い店とガイドブックに紹介されていたところで、やはり地図やカメラ片手の観光客がほとんどだった。雰囲気はよく、ラクサと珈琲で食事(RM18.2)。
  • Pasar Seniからモノレールに乗って、Bangsarという駅に行ってみるが駅前は面白くなくKL Sentralに戻る。少し早くホテルに戻りロビーで友人を待ち、荷物を取って空港へ。空港内で麺と珈琲。5:30のCXで香港に戻る。


  • マレーシア入国に出入国カードが不要だった。帰国後確認したら、サイトには指紋認証で両手の指紋を取ると書かれているが、それもなかった。
  • モノレールは乗り換えが不便だとはいえ、やはり旅行者はこれを使わないとどこにも行けないし、主要な場所には近くに駅があるので十分だと思う。タクシーは2種類あり、街で拾うタクシーはメーターがついている(初乗りRM3)ものの、メーターで走ってくれる車はほどんどなく、値段交渉が必要だった。ホテルなどに停まっているのはブルーのバンでこちらはメータータクシーで初乗りがRM6。丁寧で下りる時もかならず運転手が下りてきてドアをあけてくれる。ただし街中では拾えないようだ。長距離バスは少し冷房がきつかったが快適だった。
  • 空港、吉隆坡Chinatown、馬六甲で両替したが、どこも両替商。一番レートがよかったのは馬六甲だった。また馬六甲で銀行に行くと、両替はできないと言われた。
  • トイレはどこも比較的綺麗。有料のところも多く、場所によって異なるがRM0.3ぐらい。香港のように水が流れない、または流れにくいということは1度もなかった(トイレに水がないのはあり得ない事だろうから)。
  • 香港との時差はないが、地理的には西のため実際には1時間ぐらいの差があり、夜明けが遅かった。
  • 日本食は香港に比べればそれほど目立たず、ショッピングモールにはうどんや天ぷら、刺身などを食べさせる日本食レストラン(資本がどこかは不明)が出店しており、スーパーマーケット(ジャスコ伊勢丹カルフール)にはお持ち帰り寿司が売っている程度で、繁華街で日本食レストランが目立つということはなかった。
  • ユニクロMUJIは見かけたが、その他の日本ブランドは見かけなかったし、香港ブランドもジョルダーノしか見なかった。マレー系、インド系の女性は民族衣装を着ることが圧倒的に多いようなので、衣料品メーカーはあまり売り上げが期待できないのかもしれない。
  • Chinatownの書店には香港の週刊誌、大陸や台湾の書籍があり、日本の漫画の中文版が売られていた。KLCCの紀伊國屋書店では、英文、中文(台湾のものが多いようだった)、日本語の書籍が並んでいた。マレーシアで出版された中文書もみかけた。


  • 吉隆坡は都会で混雑しているところもたしかにあるが、全体的には人も建物もなにもかも低密度という印象。繁華街を通り過ぎると、すぐに寂れたような雰囲気になる。これは果たして寂れているのか、それともごく普通の街並みなのか見当がつかない。マレー系はピンク、グリーン、紫が大好きなようで、パックの寿司に緑色の卵焼きがのっていたり、緑色のケーキがあったりと、色使いが独特で面白い。
  • 工事中の場所も多く、今後はマレー・中華・インドの混じり合った独特な街並みも少なくなって、どこも似たりよったりの東南アジアの都市になってしまうのかもしれない。
  • 安宿も豊富そうで、高級ホテルに泊まらずともそれなりに快適な旅ができそうだ。また、馬六甲ではショップハウスを改装して宿にしているところがあり面白そうだ。
  • タクシー好きの友人のおかげで短い時間にいろいろなところに行けたのはよかったが、やはり街の全体像が把握できない。歩いたところだけが記憶によく残っている。馬六甲はもう1度行ってもいいと思う。また、もし次にいくことがあれば怡保にもいってみたい。"もやし"というと怡保と書いてあったが特産なのか・・・・