變形金剛・殲滅世紀(トランスフォーマー/ロストエイジ)

《變形金剛・殲滅世紀》
マーク・ウォールバーグ、ニコラ・ペッツ、李冰冰 マイケル・ベイ:監督


物語の概要はどこかを参考のほど。
香港でロケしたということだけで見た1作。2Dで十分だったのに時間合わず3Dで見てしまった。このジャンルの映画はほとんど見ないので中身はどうでもいいし、実際のところ私には関係のない映画であった。こんな子供映画に大人が群がって見るという事さえよく分からない。ただただ感心するのは今の合成ってホントに凄いということか(その感想がすでにあれですが・・)。
香港が出てくるまでが長い。退屈して映画館を出たくなるほど。李冰冰がアメリカ人が考える東洋人そのものの造形で最初認識できず。それなら李冰冰である必要もなく誰でもいいと思ったり。途中、香港のシーンで広東語の台詞を話し(当然吹き替えであろう)、それがこなれすぎた広東語のため、笑ってしまう。
さて肝心の香港ロケシーンは、土瓜灣、深水埗、北角から鰂魚涌あたりの見知った景色が映るが、土瓜灣の屋上が実は鰂魚涌だった的なワープが頻出。さらには香港の郊外かと思いきや大陸だったという事態もあり、地理が分かりすぎるとつっこみどころ満載。
中国によりすぎと批判もあるようだが、なりふり構わずのどから手が出るほど中国マネーが欲しい様子が鮮明。それを再確認した映画だった。
2014.7.3@旺角百老匯
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