《Good Take》《barrier》《Digital Native》《The Killer Behind, Old Man》《動きとれず》

監督と出演者たち。

《Good Take》(ベスト・テイク)

海鵬(ロー・ホイパン)、焦姣、林雪(ラム・シュ)、曾國祥(デレク・ツァン) 黄進:監督 2014年 香港 
売れない俳優の一世一代の大芝居。香港映画ファンには嬉しい出演者たち。短い中にいろいろな要素が詰め込まれおり、前半と後半では映画の印象も大きく違う。澳門で開催された「第56屆亞太影展」で上映されたオムニバス映画《澳門街》の中の1本。
監督は城市大學出身で譚家明の教え子。短編《三月六日》は、香港藝術発展局主催「鮮浪潮國際短片展(2011年)」において最優秀脚本賞、第十八屆香港獨立短片及錄像比賽 (ifva) 公開組では金獎を受賞している。また陳木勝監督《掃毒》(2013年)の脚本にも参加している。

《barrier》(barrier)

石崎チャベ太郎 箱守惠輔:監督 2015年 日本
事故で半身不随になり自暴自棄になった男にふりかかる運命。雨降りは偶然だったそうだが、雨が余計に男の情けなささを表していた。
監督はフリーの映像ディレクターで、CMを多く手がけているようだ。

《Digital Native》(デジタルな世界)

Mahboobeh Mohammadzaki:監督 2014年 イラン
アニメーション。子供をお腹にアップロードする母。

《The Killer Behind, Old Man》(殺し屋)

チョン・ウソン:監督 2014年 韓国
フィットネスクラブで働く男は、実は殺し屋。ある日、このクラブに通う老人の殺人依頼がやってくる。

《動きとれず》

小笠原佳秀、こくぼつよし、杉岡あきこ 佐島由昭:監督 2014年 日本
テレビ局の控え室に通された2人の役者は、曰く付きらしい部屋で手配された弁当に箸がついていなかっり、お茶がこなかったりと些細な事でこの部屋から身動きが取れない。
元は殿様ランチという劇団の「軽い重箱」という舞台の中の1作で、主な出演者もこの劇団所属の俳優だそうだ。
2015.06.12@シダックスカルチャーホール(ショートショート・フィルム・フェスティバル&アジア)
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