周潤發、《赤壁之戦》は受けず

著名な監督・呉宇森は、来年大陸で古装映画《赤壁之戦》の撮影を計画している。また彼と長年のコンビである周潤發がその主役を務めるという。しかし最近になり大陸のマスコミから、周潤發はこれに参加しないという報道が出ており、人々を驚かせている。
三国演義を背景として描く《赤壁之戦》は、製作費3億人民元、大陸の保利華億集団が出資する。以前この会社は、大陸のマスコミに向かって《赤壁之戦》は、来年撮影予定、周潤發も参画すると語っていた。他の出演者についても、中国、日本、韓国の有名俳優に決めており、全力をあげて超重量級のスターを揃えた歴史大作を作ると話している。さらに周潤發は映画の中では、まだ決まってはいないが、劉備もしくは諸葛亮のどちらかを演じると言っていた。
 しかし最近になり、周潤發自ら、この映画に出演する意志はないと語ったという話を、大陸側が報道している。周潤發は「呉宇森が先だって北京へ行き、脚本について話し合ったおり、僕も話をした。僕は自分の考えを彼に話した。しかし僕はもうこの映画を受けられなくなった」と話した。by 2004.10.3「中国時報

これは台湾の報道。大陸側の報道(元の情報)というのが、時間がなくていまのところ探せません。始まるまで分かりませんけど(始まるのかも怪しいけど)、周潤發にはその気はないのかもしれませんね。中・日・韓の俳優を集めてって、まるで張藝謀や陳凱歌や王家衛のような受け狙い映画を呉宇森に撮らせようというのも、なんだかイヤな感じなのですけどね。さらに前の報道では、呉宇森以外に謝晉も三国演義で撮ると名乗りを上げていたようなので、最初から前途多難な様相が漂ってますけど。
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