《功夫》1日で600万香港ドル稼ぐ

周星馳チャウ・シンチー)監督・主演の《功夫カンフー・ハッスル)》は、上映3日で1700万香港ドルを稼いでいる。一昨日のクリスマス(25日)1日では600万ドルで、香港における1日の興行成績記録を作った。また大陸では、3日で5000万元を稼ぎ、勢いづいており、同時期公開の《天下無賊》はすっかり押さえ込まれている。《功夫》にもゲスト出演している《天下無賊》の監督・馮小剛(フォン・シャオガン)は、先日大陸マスコミの取材を受け、《天》は《功》に出会ってしまったのは天災と人災に出会ってしまったようだと形容したのも、もっともな事だ。さらにここ数日《功》を見た観客は《英雄(Hero)》を見た観客よりもさらに多い事になっている。
・佐敦に海賊版
星爺は昨日電話で「嬉しい。入りがいいんだ。昨日は600万香港ドルで、びっくりしてしまった。コロンビアも大喜びで、続編を作るように言ってきている。脚本はまだ出来てないから、話せることはないんだ。たくさんの人が加長版(ロングバージョン)を上映するのかと聞いてくる。それはないんだ。この映画を上映してから、僕が一番嬉しく思うのは、たくさんの人が、見たあとに、僕の監督としての苦労を認めてくれたことだ」と話した。
また昨日、佐敦で記者は《功夫》の広東語の海賊版DVDが売られているのを見つけた。質は劣悪で、映画館で盗撮したものだった。星爺は香港でも海賊版が現れた事については、コロンビアに処理を任せてあるという。さらに広州ではまだ上映2日の《功夫》だが、すでに海賊版が5元で売られている。これらはレストランで売られており、海賊版を買う客はレストランで食事をする客よりも多い状況だ。またあるサイトでは1米ドルで《功夫》の海賊版DVDが購入出来る。by 2004.12.27「蘋果日報

久しぶりに旺角の映画館に列が出来ている。《少林足球(少林サッカー)》は数回見たという香港人がかなりいた模様で、加長版を後で上映したので、必然的にリピーターが増えたと思うのだが、《功夫》のリピーターはどうだろうか。
さすがに23日には、海賊版は無かったが、昨日は旺角でも見た。1枚(だけ買った時には)30ドル。当然買わないので内容は確かめようがないが・・・。