カンヌ映画祭たより

みなさん続々とカンヌ入り。プロモに励んでいるようです。カンヌ映画祭については、sina.comtom.comを参照。
さて香港の新聞からもちょっと拾ってみよう。

《無極》は、香港時間、昨日の明け方カンヌの古城Chateau Lanapouleで20テーブルを設けた豪華な晩さん会を開いた。《無極》出演の男優たち、真田広之チャン・ドンゴン謝霆鋒(ニコラス・ツェ)は、全身キラキラの張栢芝セシリア・チョン)が映えるようにと、黒のスーツで決めていた。
晩さん会の目玉は、全世界で初めて公開される11分のトレイラー。張栢芝は、チャン・ドンゴン真田広之とのからみが続く。張栢芝は色目を使い真田広之を誘惑、2度の激しいキスシーンを演じた。2人のベッドシーンはさらに激しく、身体を横たえ全裸と思える張栢芝は、上にのった真田広之に胸をもまれるにまかせるという色っぽさ。また張栢芝チャン・ドンゴンに挑むシーンは、裸の張栢芝がわずかに両手で胸を隠しただけの姿だ。(略)by 2005.5.14「東方日報」

ってことで、張栢芝には色っぽいシーンが用意されているようですが、張栢芝は肉感的じゃないから、どうでしょうかね・・・・。そういうシーンより全体にどうなのかが気になる。トレイラーでは騙されませんよ、すべてを見ないことには。

昨日、西洋メディアの多くは《黒社会》のパンフレットを手にした後、この映画に対して大いに興味を示したようだ。この映画は英語名を《Election》。このパンフレットの中には「香港三合会簡介表(香港黒社会簡単紹介)」なるものがあり、黒社会内の人物が使う隠語や符丁などが示されている。これらは海外メディアには興味深く思え、香港から来たマスコミに聞き、この映画は黒社会が新しいボスを選出する話しだと理解した。彼らは見知らぬ香港の黒社会にかぎりない好奇心を持ったようだ。by 同上

これ以下の記事、香港のマスコミのばかさ加減に呆れることしきり。黒社会について詳しく書いて「香港の印象に影響はないか」と、古天樂(ルイス・クー)やら、張同祖(チョン・トンチョー)に聞くおおばか。ヤクザ映画やマフィア映画を見て、日本やアメリカの印象が悪くなったりするのか!! ばかか。やってられない。そのパンフレットが是非欲しい(笑)。監督・杜琪峰(ジョニー・トー)は資料を集めなどしたようなので、「実録モノ」なのか? 気になる気になる。