台湾2日目

警察署+消防署朝起きると雨は止んでいたので、今のうちにとそそくさと出かける。
午前中の予定は台北駅から迪化街へ。とにかく歩く。だいたいの方向だけを地図で確認しておいて、適当に歩く。台北駅からすぐの太原路は、五金(金物)、洋傘、鞄、プラスチック容器などの卸しが点在していた(ガイドブックの詳細な地図からは外れていた)。こういう街が見ていて一番面白い。ここから適当に西へ行くと、洋服の生地屋が増えてきた。そして乾物問屋の集まりである迪化街へ。
迪化街の建物がとにかく面白い。見せかけの破風(と呼んでいいのか分からないが)部分の西洋風装飾のデコラディブぶりが面白いのなんの。上ばかり眺めていて疲れる(笑)。町並みを保存しようとしているため、新しく立つ建物はかつての様式を模したり、建物の前部分のみ保存、後ろに新たに建物を作るなどと努力している様子。
迪化街をかなり歩いてしまい、結局相当な距離を歩くことになった。途中、よさそうな餅屋(饅頭屋)を見つけ、土産を購入した。店のパンフレットによると創業100年になるという。
最後は雙連まで歩いて戻り地下鉄に乗りホテルへ帰る。ひと休みして、ホテル近くの少々有名らしいこ洒落た店で昼を食べる。侯孝賢ホウ・シャオシェン)が食べに来たと香港のガイドブックには書いてあり、友人はここで許紹洋(アンブロウズ・シュウ)を見たといっていたが、私の隣はなぜか香港人家族であった(笑)。
午後は雨が激しく降るので歩きは断念。台北101は雲の中なので、ホテル近くから無料のシャトルバスがある「京華城」というショッピングセンターに行ってみる。奇妙な建物ではあるが、その中身は私的には見るものが何もなく、大変つまらなかった(爆)。途中、台湾鉄道の社屋と宿舎(?)の建物が古そうで、バスを降りて見てみたくなるが、雨は激しく降るし見学は出来ないだろうから、車窓から眺めるにとどめる。
ホテルに戻り、また「誠品書店」に行き、台湾の建築についての本を物色するも、あまりよい本は見つけられず、1冊だけ購入。夜は台北在住の友人とホテル近くで台湾料理