簡単に稼げた映画

《阿嫂》はもっとも簡単に稼げた映画

《阿嫂》じゃ気弱信息時報(報):聞くところにによるとこの映画の中では、少しぼおっとした役だそうですが、この役をどう思いますか?
方中信(方):少し気が弱い役だと言える。事が起きてほしくない、何か起これば大事にならないでほしいと思う、小さなことは無かったことにしたい、という役だ。特別なことは、僕の台詞が特に少ないこと。撮影は十数日だったが、台詞は10ぐらいしかない。つまりとても簡単にお金もうけができた映画といえる。
報:《旺角黒夜(ワンナイト・イン・モンコック)》での警察官役はとても良かったのですが、「警察官」と「ヤクザ」ではどちらを演じるのが好きですか。
方:僕に関して言えば、その役がやりがいがあればそれでいい。しかしこの映画は、純粋なヤクザ映画とは言えない。僕やほかの主演男優たちは子供ころから虐められていて、一緒に成長し、互いに信用している。後にある事件により矛盾が生じ、各自自分の為に動く。僕らの間の感情の分かれ目がもっとも重要な点だ。
報:黄精甫(ウォン・チェンポウ)の撮影手法は、どちらかというとオルタナティブ(主流ではないという程度の意味)、受け入れられないのではという心配はなかったか?
方:そう。彼の特別なところは、たとえば、僕は脚本をすでに全部読んでいたが、毎日自分が何を演じてるのか良く分からない、監督の好みは映像でストーリーを語ることで、台詞でストーリーを語らないということだ。しかし僕は黄精甫の作品は好きだ。僕の好みは大衆の好みだといえる、だからごく普通の観客でも、この映画を好きになってくれるだろう。by 2005.7.5「ent.sina.com」

台詞が少ないって。ん〜声がいいのに、ちょっと残念。《無間道II》で一言も発しなくても印象に残る張耀揚(ロイ・チョン)といういい例もある。しかしだ、香港人、台詞が少なく「もっとも簡単に稼げた映画」ってそれは、その・・・。
香港人俳優、インタビューで「金のため」とはっきり言ってしまう人々だが、もう少しよそいきの表現はできないものか、身もふたもない(トホ)。あ、これは新作《阿嫂》についての話し。