《千杯不酔》大陸プロモーション中

方中信(アレックス・フォン)は、呉彦祖ダニエル・ウー)、楊千嬅(ミリアム・ヨン)、監督の爾冬陞(イー・トンシン)らと《千杯不酔》のプロモーションで11日北京、12日上海へ出向いた。
《千杯不酔》でイメチェン?と言われております。

上海でプロモ《旺角黒夜(ワンナイト・イン・モンコック)》で方中信(アレックス・フォン)は今年の香港電影金像奨最佳男主角にノミネートされ、今回再び爾冬陞(イー・トンシン)と組んだ。監督に気に入られている方中信は、「この映画を見たあと、僕の映画をもう見ないと観客が言わないように願っている」とインタビューで話した。なぜなら、この《千杯不酔》のなかでの方中信は、爾冬陞いわく「がさつ」だという。「この役は喜劇的な役。教養もなく、口を出るのは粗雑な言葉ばかり」と爾冬陞は説明する。方中信にこの役を当てて、彼にこういう才能もあったと爾冬陞は気付いたという。「かつて彼を起用した監督は、方中信に同じような役ばかりを当てていた。だけど、いい俳優には、いろいろな違った役を掘り起こしてやることができると思っている。今回は喜劇的な役。僕は観客にいやがられるような方中信を見せるのではなく、彼の違った側面を見せてやろうと思ったんだ」。爾冬陞はさらに成龍ジャッキー・チェン)を引き合いに出してはなした。「10年前、僕は成龍と仕事はしなかった。なぜなら彼はアクション映画を撮りたいと思っていたし、僕には勇気がなかったから、爆破やカーチェイスのある映画を撮ろうとは思わなかったからね。いま成龍は成熟して、文芸作品を撮りたいと思っているんだ。彼に文芸作品ができるなら、どうして方中信に喜劇が出来ないと言えるんだ」。by 2005.8.13「湖州在線」

俳優にとって幸せな事は、自分を最もよく理解してくれ、信じてくれる監督との出会いだと思う。方さんはやっと、そういう監督のひとりに巡り合えたんだと思う。どんどんいろいろな役を与えてやってほしい。喜劇はできると思う。すごく楽しみになってきた。テレビのCMでは、下品そうな顔(サングラス)で派手なシャツ着て、酔っぱらいで「小敏的花名係千杯不酔」(小敏のあだ名は「幾ら飲んでも酔わない(=ざる)」)って言ってます。