《黒社会》10月20日から公開

黒い黒すぎる(笑)
杜琪峰(ジョニー・トー)監督、梁家輝(レオン・カーファイ)、任達華(サイモン・ヤム)、張家輝(ニック・チョン)、古天樂(ルイス・クー)出演の《黒社会》は、来月20日上映になる。この映画は上下2集に分かれており、第2集にあたる《以和為貴》は現在撮影中で、第1集の《黒社会》は、梁家輝と任達華が主で、古天樂はスクリーンに現れず、彼の出番は第2集の《以和為貴》に集中している。
・電検(映倫)へ
観客は《黒社会》で、幇会(組)への本当の入会儀式を見ることになるだろう。先日、映画は電検へ送られ、III級に指定された。この映画の出資者である中国星の社長・向華強(チャールズ・ヒョン)は、電検は進歩したと誉める。以前《喜馬拉亞星》のときには、「阿星」という名前がインド人蔑視にあたるとし、中国星に改題を求めてきた。しかし今回、《黒社会》中にはナーバスに成らざるを得ない題材が含まれているにも関わらず、カットを言い渡されることはなかった。その処置に大きな進歩が見られると誉めた。by 2005.9.29「蘋果日報

黒社会》、また女っけのない映画なんだろうな。延々と儀式が続いたりするんだろうか。もうすっごく楽しみ(笑)。絶対に娯楽映画ではなく、きっと香港人にとっては退屈な映画なんだろうと思う。《槍火》だって評判は好くても、玄人受けという感じで、香港ではヒットしてないんだから。ところで《以和為貴》は、《黒社会》の「その2」らしいです。
本日の「東方日報」には今日からnow broadband TVで《黒社会》のトレイラーを流すという全面広告が出ている(Photoはその一部、新聞の全面広告をスキャンして繋いだので、皺だらけですけど)。中央には赤で「愛兄弟、還是愛黄金?」という文字。さらに10月1日「西九龍中心」で関連イベントあり→ココ。この広告が旺角の駅にあるのだが、《黒社会》って言葉だけで、すでにNGワードって感じだし、黒グロとしちゃってる広告だ。この映画でイベントって何をするんだと思うが、ほとんど出ていないらしい古天樂と、たぶん出てるのだろう張家輝で、バスケットがらみのイベント。しっかし、いいんでしょうか。西九龍中心で《黒社会》のイベントなんてやって(爆)。まあ、旺角でやっても危ないけどねぇ。