洪金寶は吼えない

このところ映画界を救え論に対して、少なからぬ波風が立っている。成龍ジャッキー・チェン)は昨日、映画業界はみなが好き勝手を言うのではなく、団結が必要で、杜[王其]峰(ジョニー・トー)もよかれと思って言っているのだろうと話した。成龍はイベントに出席したさい、「それぞれにはそれぞれの方法がある。監督の言っているのは、そういう意味じゃないと思う。みんなが誤解している。みんなが出てきてやっていることは、香港映画界がよくなるようにというためだ。今回のことは、何か誤解があるのだと思う。よけいな事を言わなければいいんだ。映画界には調和が必要だし、香港も調和のとれた社会が必要なんだ」。
・いい映画が必要
洪金寶(サモ・ハン)は、新作《猛龍》のプロモーションのために、少し前に香港に戻ってきている。映画界を救え紛争に話が及ぶと、洪金寶は、最も大切なのは団結、それにいい映画だと話した。「映画界を救うのは1人の力では出来ないこと。業界全体のことだ。重要なのはよい作品、5人のスターが1本の映画を撮るのがいいのか? 5人のスターで撮ればいいわけじゃない。いい本があるかどうかだ。しかしそういう気持ちがあるのはいいことだ。映画界はみな自分勝手。みなまずは自分を守る。これはごく正常なことだが、誰が言った、彼が言ったということではない。内輪もめはよくないよ。みんな落ち着いて話す必要がある。架空の議論は誤解が多くなるんだ」。by 2005.10.14「東方日報」

角のたたないように、みな、まとめに入っているようです(笑)。大人や。成龍もちょっと心を改めたのか。やっぱりみな杜[王其]峰には一目置いているんだろうけど。
とにかく、いい映画、見たくなる映画。題材はどんなものでもかまわない。誰だったか忘れたが以前、「いまこれを撮れば人が入るという法則はない。逆に考えれば、どんな題材でも撮れるということだ」と言った人がいた。実はチャンスはいっぱいあるんじゃないか? それに監督(プロデューサーかな)は、お金を引っ張ってくるためにるためには、プレゼンテーションの仕方を勉強した方がいいかもね。