《情義我心知》で生きた鴨捜し

寰亞出資、麥兆輝(アラン・マック)監督、黎明(レオン・ライ)と杜汶澤(チャップマン・トー)主演の《情義我心知》はクリスマスに公開予定。黎明は自らの演技力に挑戦、軽い知的障害をもつ役を演じる。劇中、杜汶澤に強要されてホストになって、大勢の女性たちを接待する場面がある。彼のこれまでの映画でもっとも挑戦的な役だ。
黎明はすでにミーティングの時に、生きた鴨(鴨はホストまたは男娼の意味)と一緒にポスターを撮影するアイディアを出した。この話しにマネージャーの陳善之はびっくりした。なぜなら鳥インフルエンザのこの時期、生きた鴨がウイルスを持っているのではないかと心配したからだ。しかし黎明は映画会社へ電話をして生きた鴨を捜すようにといいはった。
1羽の鴨を捜してポスターを撮影するとなって、どこを捜せば安全な鴨が手に入るのかと、宣伝担当は頭を痛めた。しかし黎明は「簡単にすますなら捜す必要はないよ、市場へ行って買ってくればいいだろう。1羽の鴨をこっそりと香港へ運んでくるなんてことで、スタッフが法をおかす必要はないよ。数か月まえ新聞で見たんだ。ある人が鴨を教会へ連れていって、洗礼を受けさせたんだ。飼い主は鴨の世話を良くしてるってことだよね。その鴨はきっと健康にちがいない。僕はスタッフがそういう鴨を捜してきてくれればいいと思っている。ポスターに本物の鴨が写っていたら面白いじゃないか。いいアイディアはなんとしてもやらなくちゃ。もし香港で個人的に健康な鴨を飼っている人がいたら、是非連絡してほしい」。(略)by 2005.11.3「蘋果日報

黎明、可笑しすぎるぞ〜。黎明のホスト、これが似合い過ぎるぐらい似合っているし。めちゃくちゃ楽しみになってきた。鴨ならぬアヒルちゃんがいっぱいなのに加えて、微妙な日本語(爆)の公式サイト(まだ表紙だけ)は→ココ
この映画、最初は《情義両心知》といわれていたもので、内容についてはid:hkcl:20050503
を参照。麥兆輝が撮る歌舞伎町がどんなものかも興味深い。