顔の店

少し前に新寶戲院の横の花園街に出来た麺屋が、最近ちょっとお気に入り。この店、深水埗にも店があって、かなり繁盛しており、同じ道筋に数件店鋪を構えている。以前に食べたことがあって、安くて美味だったところ。似た店(フランチャイズか?)が旺角の別のところにあるのだが、本家が旺角に進出してきた。もちろん本家の方が美味しい。
気に入っているのは、茄蛋牛肉麺で、麺は刀削麺にしてもらう。さらに油菜と豆乳を合わせてHK$20なり。破格に安い。茄蛋牛肉麺とはトマトと卵と牛肉の麺。イメージ的にはかなりジャンク。しかし食べてみればトマトの微妙なすっぱさがたまらなく美味しい。
これ以外には、東坡肉麺、油揸麺(豚か牛の内臓が入った麺)、担担麺などがお薦め。お粥もあって、24時間営業。
新寶戲院の横の通りには、この店以外に、上海風の料理を出す店、チェーンの茶餐廳、杜汶澤がイメキャラをつとめるファミレスの大快活、パン屋(向かいあって2軒)、焼味、豆腐屋などもある。ついでに横道(烟厰街)に入ると、野菜や果物も買える。新寶戲院の1階には、店内のインテリアがミッドセンチュリー風な許留山と、マカオのアイスクリーム屋(?)がオープンしている。この短い通り、かなり使える。
おっと麺屋の名は「大家食」、目印はオヤジの顔(爆)。店主の顔なのだが、インパクトあるんだこれが。この前本人が外に立っていたのを目撃して、写真と同じ(あたりまえだが)とちょっと感動した。旺角・山東街の同名の店にはオヤジの顔がついてないので注意のこと。