谷祖琳初監督

谷祖琳(ジョー・コック)は初めて監督出演して、短編《十全十美》を撮影した。谷祖琳はこの映画の中で1人10役をこなした。10のキャラクターはそれぞれテレビや映画でお馴染みの人物。湯盈盈が演じた李好笑、鄭裕玲(ドゥドゥ・チェン)の表姐、《少林足球(少林サッカー)》の趙薇(ビッキー・チャオ)の役、《食神》で莫文蔚(カレン・モク)が演じた役、さらに《華様年花》の張曼玉(マギー・チョン)と梁朝偉トニー・レオン)、《金鶏》の呉君如(サンドラ・ン)、《功夫カンフーハッスル)》の「大家」の元秋(ユン・チャウ)、そして自分が演じた《幽霊人間》の小鳳仙。
谷祖琳は、最も演じにくかったのは鄭裕玲の表姐だったという。この短編は制作費がおおよそ4万香港ドルなので、節約しなければならず、2チームだけで撮影した。撮影時間16時間で、短編でも特殊効果を入れる予定だ。谷徳昭(ビンセント・コック)*1に教えを請うことはあったのかと問うと、彼女は谷徳昭は香港に居ないので、自分の弟に道具を買うなど手伝ってもらったと話した。by 2006.1.12「大公報」

これだけだと何のことなのか好く分からない。「蘋果日報」によると、鳳凰衛視が10周年を記念して100万香港ドルを出資し、谷祖琳、葉童(イップ・トン)、張達明(チョン・ダッミン)ら10人に3分の短編を撮らせたということらしい。これは鳳凰衛視で放送される予定。

*1:映画監督の谷徳昭は彼女の叔父にあたる