《凶宅》ウディネへ

日本のアート・ポートが出資、同道が製作した邵美琪(マギー・シュウ)、張兆輝(チョン・シウファイ)、黎耀祥(ライ・イウチョン)主演のホラー映画《凶宅》は、今年のイタリア、ウディネのファーイースト・フィルム・フェルムのコンペ部門に参加することになった。《凶宅》は《無間道》シリーズの撮影監督伍文拯(ン・マンチン)が初めて監督した作品。
また同様の製作の《双子》は夕張ファンタスティック映画祭のコンペ部門にも参加している。アート・ポートと同道の新人監督による作品は、続けて外国の映画祭で認知されることになった。同道の梁徳森(サム・レオン)によると、アートポートの松下順一は、外国人として香港映画に出資しているのは、香港映画の水準が国際的な評価を得られると思っているからで、今後も続けて出資すると話しているという。06年には陳冠希エジソン・チャン)、李燦森サム・リー)主演、鄭保瑞(チェン・ポウソイ)監督の《狗咬狗》以外に、2つのアクション映画、《黒天使》と《蠍子》を準備している。この2つは日本の80年代の漫画を改編したもの。by 2006.3.8「文匯報」

少し前からイタリアの「ウディネ」という土地の名前を聞くようになった。ここで、毎年映画祭が開催されているという。これまでも、香港の俳優たちが招かれて当地を尋ねている。今年も4月21日から29日まで開催されるようだ。まだ公式サイトにはプログラムは上がっていないようだが、一応公式サイトは→ココ
アートポートと同道の映画は、香港では辺境映画なので、見るのが大変。《凶宅》はスクリーンでは見られず、DVDで鑑賞したが、出演者は通好みですが、あまり恐くなかった。
ところで漫画が原作というのは、《蠍子》は篠原とおるの「さそり」でしょうか? だとすれば梶芽衣子はいったい誰が?? 《黒天使》は平松伸二「ブラックエンジェル」?