《殺破狼（SPL 狼よ静かに死ね）》続編の正式タイトルは《破軍》と決った。これは「殺、破、狼」の2つ目の文字「破」からとったもの。投資額は800万米ドル、今回も葉偉信（ウイルソン・イップ）監督、甄子丹（ドニー・イェン）主演で、主演男優には古天樂（ルイス・クー）が加わることが分かっている。ストーリーは、マカオ返還前の最も暗黒だったある時期の歴史。《殺破狼》は血なまぐさい暴力描写により、大陸では上映されていない。しかし《破軍》は大陸と香港の合作映画で、投資会社のひとつである保利博納公司のCEO于冬は、映画は大陸でも香港でも上映できるようにしたいと話している。
・マカオ返還前
《破軍》は、以前《強戦型警》と呼ばれていたが、香港の投資会社である東方娯楽公司の黄百鳴（レイモンド・ウォン）と于冬らが、十数の候補から《破軍》を選んだ。これは《殺破狼》の中の「破軍」のことで、数千の軍隊を撃ち破るという意味を持つ。映画は9月下旬からマカオで撮影が開始され、投資額800万米ドルの大作になる。黄百鳴は、《殺破狼》は昨年香港で、すぐれたアクション映画だという多くの評価を受けた。興行成績的には驚く程の数字は出なかったが、DVDが発売されたあと、やはりいい評価を獲得、さらに香港アクション映画の新しいマイルストーンだと言われたと話した。（略）
甄子丹、任達華（サイモン・ヤム）、呉京（ウー・ジン）の《殺破狼》での演技は、映画ファンの認識を獲ている。彼等は映画の中では死んでいるが、葉偉信は、続編はストーリーなどは新しいもので、正式な続編ではないと話している。古天樂は新しいキャラクターで、甄子丹と古天樂は劇中、善と悪の警察官を演じ、マカオ返還前の混乱した社会で多くの銃撃戦が展開する。（略）主演女優は、大陸の女優になるが、最終的な名前は、いまは公にできないと、黄百鳴は話した。by 2006.8.10「ent.sina.com」
