日本沈没(日本沈没)

《日本沈没》草彅剛、柴咲コウ豊川悦司大地真央及川光博柄本明石坂浩二 
樋口真嗣:監督


まず見終わって、戦争映画と同じで嫌悪感。日本を救うために、犠牲になる2人。ゼロ戦や回天と何の違いがあるのかと。この話の持っていきかたは、原作の意図と違うのでは?
CGは立派だが、日本でこれだけ大規模な地核変動や火山の爆発が起これば、被害を被るのは、日本だけでなく、地球全体であろうことは無視されているし、地層の断絶を起こせば、影響が出る地域があるのは必至だと思うが、そのことにはまったく触れられていない。絵空事でも、そのあたりを語らなければ、現実味がない。というか日本だけの御都合映画ということか。
2006.8.27@旺角百老匯


ところが、これが結構人が入っていて、午後2時すぎの回で90%ぐらい。木曜日から公開で初日1日だけで、96万香港ドル(約1千446万6千円)を稼いでいる。月曜日の集計でどれくらい伸びるのか。「日本」とついているのが、香港人を引き付ける理由だと思うのだが。
ちなみにやはり現在公開中の《死亡筆記(デスノート)》は、同じ木曜日の集計で、公開15日で累計1154万香港ドル(約1億7千388万7千円)と、こちらも好調。
なんかこのところ日本映画ばかり見ているような気が・・・。

日曜日(28日)までの集計で、公開4日の《日本沈没》は、累計450万香港ドル(約6756万3千円)。同じく《死亡筆記》は公開18日で1273万香港ドル(約1億9112万8千円)と絶好調。


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