《放・逐》の陳雅倫

陳雅倫(エレン・チャン)は杜琪峰(ジョニー・トー)の新作《放・逐》で、黄秋生(アンソニー・ウォン)や呉鎮宇(ン・ジャンユー)と共演しただけでなく、たくさんの男性に愛されるセクシーな女性を演じ、劇中の彼女にはセクシーなぬれ場も少なくない。撮影前に監督は、彼女に胸を見せるようにとは要求していなかったが、ベネチア映画祭への出品を準備しているのを知って、欲情場面で彼女は、胸が見えてしまうのもいとわなかった。陳雅倫は、杜琪峰の映画だから、どんなセクシーな場面でも、制限を付けずに演じたと話す。
「杜琪峰を信頼している。だからこの場面も何も隠さず、ニプレスも付けなかった。自然で真に迫った効果がでればいいので、監督の撮るままにまかせた。(胸は見えているのか?)自分はそのことを気にしていなかったが、とてもセクシーになっていると思う。(ベネチアへは?)会社は私の分を用意していない。バジェットには限りがあるので、そのことは好く分かっている」。しかし彼女は、映画会社が、「金馬奨」の最佳女配角(最優秀助演女優)に応募してくれるというで、大変に喜んでいる。by 2006.8.26「東方日報」

杜琪峰の映画にぬれ場、それもセクシー女優で。どんな仕上がりなのか、ますます楽しみになってきた。