《放・逐》マレーシアで上映禁止

《放・逐》寰亞が投資した映画《放・逐》は先日の「握手シーン」が香港の電検処に黒社会の握手の仕方だということで、削除を要求されたのに続いて、本来マレーシアでもアジア地区同時上映であったがマレーシアの電検処が、暴力的だという理由で「上映禁止」を決定したと昨日伝えられた。悪い知らせが続いているが、《放・逐》は初日だけで興行収入は43万香港ドルに達し理想的な結果だ。今回の突然の「禁止」による損失は、寰亞によると7桁の数字になるだろうという。(中略)
昨日伝えられるところによると、マレーシアは《放・逐》の上映を禁止したという。禁止の理由は暴力的なシーンが多いこと。《放・逐》は先月ベネチア映画祭でプレミア上映を行ない、本来19日香港、台湾、シンガポールなどアジア地区同時公開の予定だった。しかしマレーシアの電検処はなかなか上映許可を出さず、上映禁止と同じ状態になっている。これに対して寰亞の荘澄は、この事実を認め、マレーシアの電検を通過できなかったことは大変に惜しいとこだと話した。今回、3つの問題で上映許可を獲得出来なかったという。第1はその意識、第2は血なまぐささ、第3は暴力。荘澄は、2と3の血なまぐささと暴力は処理が可能で、該当するシーンをカットすればいいことだと言う。しかし第1の意識については非常に難しく、これはカットすればいいというものではなく、ストーリーそのものに関わってくること。現時点では他地域のマーケットを当てにするしかない。損失は7桁の数字になるだろうと話した。by 2006.10.21「星島日報」

マレーシアはかなり厳しい国のようだ。