鬼差(The Messengers)(ゴースト・ハウス)

《鬼差》クリステン・スチュワートディラン・マクダーモットペネロープ・アン・ミラー、ジョン・コーベット、ダスティン・ミリガン
彭氏兄弟(パン・ブラザーズ):監督


父、母、ティンエイジャーのジェス、口の聞けないよちよち歩きのベンの一家4人はシカゴを離れ、平原の1軒屋に引っ越してくる。父はここでひまわりを育て、新しい生活を始めようと考えていた。ひまわりの種を買い込んだ父の車に入り込んだカラスが種をあさっているのを、通りかかった男がライフルで追い払ってくれた。職を探していた男を父は雇うことにした。引っ越し当日から何か不審な気配を感じるジェス。ある日父は手に怪我をし、母が車を運転して街の病院へ出かけた。夜になり食事の準備をするジェスとベン。得体のしれないものが家に入り込んで暴れているように、突然家の中のあちこちが壊れだした。警察に保護を求め電話をしたジェスだったが、警察がやってきた時には家は何の変化もなかった。ジェスの話を誰も信じてはくれない。唯一、話のできないベンだけが、その物体を見ていた。


ヒッチコックばりにカラスに襲われる男、得体の知れないものが振り向くと・・・など、一応怖そうな場面はあるが、たいして怖くはないし、グロくもない。化け物の悲しみもいまひとつ伝わらず。死んだ者が成仏出来ないという考え方は西洋にはあるのだろうか・・・。感想終わり(汗)。
アメリカでパンブラザーズ好みの細い女性を探すのは大変だったのでは(好みが言えたのかどうかは分からないが)。主演のクリステン・スチュワートまだ十代、一応細め。日曜日の昼の回、がらがら。
2007.3.4@旺角百老匯


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