劉燁（リウ・イエ）、メリル・ストリープ 陳士争：監督
90年代初め、中国からアメリカへいった物理学留学生の悲劇。実話に基づくストーリー。
劉燁は、ずば抜けてお勉強の頭はいいが、学内政治の分からない純朴な学生。実話だからしょうがないが、俳優に思い入れのない私には、やっぱりたいして面白くない。ねたみそねみ、学内政治などが描かれていはいるのだが、物語の最後に向かってなかなか収斂していかず、思いのほか唐突に最後がやってくる。失意から最後へ至る過程をもう少し丁寧に描いてもいいのではないかと思う。かといってあまり陰々滅々な物語も見たくはないのだが、もう少しなんとか・・・。
この上映、英語部分のみ中文字幕がついていた。2007.3.30@香港国際電影節（大会堂）
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4月1日の上映には劉燁が舞台挨拶に来ると3月31日夜に聞いたが、本当に来たのだろうか。
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