《獨臂刀》タランティーノでリメイクか?

著名な監督クエンティン・タランティーノは先月末、次の作品は中国のカンフー映画で、中国の俳優を起用すると発表した。台詞は英語だが、中国語の字幕を付ける。彼は、以前たくさんの邵氏(ショウブラザーズ)映画を見て、これらの作品を高く評価しており、特に《獨臂刀(片腕必殺剣)》などの独特なリズムと物語のテンションが好きだと話す。しかし、もしリメイクするとすれば、彼なりに現代と結びつける要素を入れることになるだろ。


また彼は、邵氏の多くの作品の中からリメイクしたい作品として《獨臂刀》《少林三十六房(少林寺三十六房)》などをすでに数年前に選んでいると伝えられている。中でも《獨臂刀》は、張徹(チャン・ツェー)監督作品の代表作。かつて呉宇森ジョン・ウー)も《獨臂刀》など恩師の名作を再びスクリーンにと考えたと語ったこともある。さらに袁平和(ユエン・ウーピン)や王晶バリー・ウォン/ウォン・ジン)もリメイクを望んでいると言われている。現在のところ、最も可能性があるのは、クエンティン・タランティーノである。by 2007.4.3「明報」

キルビル》では飽き足らなかったか。タランティーノのリメイクは、その他のハリウッドの香港映画リメイクとは意味が違うだろうし、奇妙なものを作ってくれそうな気がするので、好き放題やってくれてかまわないのだが(笑)。