太陽照常升起(陽もまた昇る)

周韻と姜文@ティーチイン後のロビー姜文(ジアン・ウェン)、房祖名(ジェイシー・チェン)、周韻(ジョウ・ユン)、陳冲(ジョアン・チャン)、黄秋生(アンソニー・ウォン) 
姜文:監督


1976年南部、ある日、夢に見た靴を買った母(周韻)は、途中木に靴をひっかけて用をたしたところ、靴が見当たらなくなる。靴を探し回る母は木から墜落、その日から母の奇行はエスカレート。木に登ったかと思うと、穴を掘っていたり、息子(房祖名)には勉強もさせず、家からも出さない。父の事を尋ねても、意味不明なことばかり言う。
1976年東部、梁(黄秋生)は、ある日屋外の映画上映会で、女性の尻を触ったと誤解され袋だたきにあう。いったい誰がチカンと叫んだのか??
1976年南部、男(姜文)が妻を伴って銃を手にやってくる。
1956年、身重の女(周韻)は、人を探してロシアの街にやってきた。


私は推理小説は大好きなのだが、純文学が大の苦手。そんな私の目の前に不得意なものがやってきてしまった感じ。素晴らしいと褒める人はきっとたくさんいるだろうが、何しろ私は苦手なのだ。同じ音が繰り返されるのも苦手だ。ただ、すごくエネルギーのある映画であることは確かだと思う。それは今日ゲストで来ていた姜文から受けたイメージと同じ。
この映画、英皇と中国の映画会社の合作だが(だから房祖名が出ているのだと思うが)、とりあえず中国映画に分類しておく。
2007.9.16@百老匯電影中心「香港亞洲電影節2007」


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