唱盤上的單行道

ドキュメンタリー 麥海珊:監督


観塘と美孚で大きくなった2人の話しが平行して語られてゆく。途中に植民地時代に政府によってつくられた香港紹介フィルムが挿入される。街の歴史、記憶がつぎつぎとスクリーンに映し出される。


監督自身も話していたが、全体は1冊の本のようなつくりで、各章あり、どこから見てもいい作りになっているように思える。ドキュメンタリーは、1つにはノンフィクション小説のような作品があり、もう1つに詩やエッセイのような作品があると思う。《唱盤上的單行道》はエッセイ。見る人によって感じ取るものはいろいろ、感じ方もいろいろだろう。スーパー8で撮影。今年の香港国際電影節でも上映された作品。2007.9.30@百老匯電影中心「香港亞洲電影節2007」


■□07年に見た映画一覧□■


本来今日はもう1本見る予定だったが、2本で力尽きてしまった。