金紫荊奨は再び香港評論人協会へ

香港評論人協会が創設した金紫荊奨は、2005年蔡継光が株の50パーセントを所有する金紫荊文化発展基金有限公司が主催することになっていた。受賞については、協会本来の目的に影響を与えないことになっていた。しかし過去2回のノミネート者は、映画界やマスコミに大きな反響を呼び起こした。
特に第12回受賞式で3作品が最優秀映画賞を受賞した件で、業界やマスコミは騒然となった。昨日、評論人協会はマスコミに向け「香港評論人協会と金紫荊文化発展基金有限公司は協議書に署名し、金紫荊文化発展基金有限公司は香港評論人協会及び金紫荊奨の名を傷つけたとして、金紫荊奨を取り戻すことを決定した」と発表した。これにより評論人協会は業界に起こった困惑と不安に詫びることになった。by 2007.10.17「大公報」

第12回金紫荊奨は迷走甚だしく、公開されていない《出埃及記》が大量ノミネート(id:hkcl:20070826)され、受賞式では最優秀映画が3作品、主演女優賞2人に、最優優秀主題歌賞も2つという尋常でない状態になっていた(id:hkc:20070901)。