家有喜事

尤敏、雷震、羅維、王萊、歐陽莎菲、丁皓 
王天林:監督 1559年 モノクロ 粤語配音 無字幕


会社社長の馮(羅維)はある日、秘書の杜蕙芳(尤敏)を雇った。初日は子供っぽく役に立たないと思った蕙芳だが、実は気が利くし、母思いのいい娘だと知った。家にかえれば、妻(王萊)は徹夜で麻雀、娘(丁皓)は行儀のよくない友人を家に招き入れ大騒ぎだ。会社の社長室の中だけが馮の気の休まる場所になっていた。馮は[艸/恵]芳に愛情を感じるようになり彼女と家族の面倒を見てやろうと考え、九龍塘に家をあてがってやることにした。ところがそれを知った妻が機転を利かせ、蕙芳を自分のたちと一緒に住まわせることにしてしまった・・・。


病気の母と弟の学資のために、馮の申し入れを受けてしまう蕙芳、蕙芳と楽しいひと時が過ごせるはずが妻にばれて落胆する馮、父の愛人に好意を寄せてしまう息子(雷震)などみな分かりやすい性格付け。妻と愛人が同じ屋根の下に住んだり、父の愛人を息子が好きになるなど、よく考えると、かなりトンデもなストーリーの映画(笑)だが、最後は強引にハッピーエンドにまとめてしまうのもすごい。
2007.11.2@香港電影資料館「大娯楽家・王天林」


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