許鞍華に福岡アジア文化賞大賞

「第19回福岡アジア文化賞」は昨日、許鞍華(アン・ホイ)監督に「福岡アジア文化賞大賞」を贈った。侯孝賢ホウ・シャオシェン)、張藝謀(チャン・イーモウ)監督に続いて、初めて香港映画の監督が受賞した。林嘉欣(カリーナ・ラム)、關錦鵬(スタンリー・クワン)、張同祖(ジョー・チャン)、呉思遠(ン・シーユン)、陳果(フルーツ・チャン)、舒淇(シュウ・ケイ)らが出席、林嘉欣が祝辞を述べ花を贈った。


許鞍華は、父母や恩師に感謝を述べ、「当時家庭環境はあまり良くなかったが、父母は私に勉強をさせてくれた。小学校と大学の先生に感謝をしたい。英文学の先生に特に、また映画界に入って胡金銓(キン・フー)監督と知り合ったことに感謝したい」と話した。いさら許鞍華は母親は日本人で、別府で《客途秋恨》を撮影した時、市長がわざわざ人を使って撮影の手助けをしてくれたことに大いに驚いた。その時からすでに20年経ってしまったが、いまでも感謝していると話した。(略)by 2008.8.8「文匯報」

授賞式は来月福岡で行われる。