海南鶏飯

海南鶏飯」の「海南鶏」は塩や香辛料と鶏のスープで鶏肉を煮て冷やしたもの、「飯」は鶏のスープで焚いたご飯。
鶏肉に九割ぐらい火が通った状態で、肉は柔らかく、鶏の皮と肉の間に透明なゼラチン質が出来る。鶏肉は、たれを付けて食べる。鶏のスープがついてくることが多い。お値段は35ドルぐらいから50ドル以上まで様々。


最近「海南鶏飯」が気になるので、「海南鶏飯」を出している店を見るつけると、まずは食べてみることにしている。
食べ比べてみるとこれがかなり違う。個人的な好みとしては、鶏肉は骨がとってある方が食べやすく、冷やしてあるといっても冷たすぎは美味しくない。さらに問題はご飯。油っぽかったり、ご飯の水分が多かったりすると美味しくなく、適度にぱらぱして欲しいし、味も濃すぎず、薄すぎず。これが微妙だ。たれも、醤油味、生薑と油、甘めのたれ、辛いものなど、店によっていろいろだ。


今日も油麻地で、新しく出来たと思われる「泰式海南鶏飯専門店」と銘打った「泰城」という店で食べてみた。店はこじんまりしていて、新しく清潔。鶏とご飯はまあ及第点だったが、スープが美味しくなかった。ただし35ドルとお得。警察官もお昼を食べていた。ちなみにこの店の向かいは《野。良犬》のロケ地(ココ)。