呉彦祖、汚れ役に

呉彦祖ダニエル・ウー)は最近、羅卓瑤(クララ・ロー)監督のロマンティックミュージカル映画《如夢》のオファーを受けた。この映画は、台北、上海、ニューヨークでロケする。たくさんのダンスシーンがあり、監督は著名なダンスカンパニー「雲門舞集」の張暁雄に顧問を頼んだ。一昨晩、呉彦祖は大陸の女優・袁泉(ユアン・チュアン)と上海の同樂坊で撮影し、無精髭を生やし、よれよれの衣装で眼鏡を掛けた、頽廃的なスタイルで現れた。


しかし呉彦祖は、このスタイルに大いに満足しているという。「僕が演じた多くの役はハンサムで前向きな男ばかり。たくさんの商業映画を撮ったが、それは意義のないことのように思える。今回は、打って変わって汚い役だが、僕はとても満足している。」(略)by 2008.10.8「頻果日報」

そんな商業映画に出たからこそ今の自分がある、そのことは忘れてしまったのだろうか。商業映画が意義がなく、非商業映画に意義があると思うのは、大いなる間違いだと思うのだが。まあそれはさて置き、監督が羅卓瑤というのが気になる。(とりあえず、台湾映画にくくっておく。)「雲門舞集」についてはココ参照。