鄧麗欣（ステフィー・タン）、呉雨霏（ケリー・ン）、森美（サミー）、田啓文（ティン・カイマン）、關楚耀（ケルヴィン・クワン）、小肥（シウフェイ）、唐素琪（チェルシー・トン）
葉念琛（パトリック・コン）：監督
林鳳嬌（鄧麗欣）は雑誌ライター、美貌と頭の回転で怖いものなしだが、性格はきついことこのうえない。芸能事務所もタレントのスキャンダル処理に困ると彼女に電話、知恵を授けてもらってピンチを切り抜け、彼女のもとにはしっかりお金が転がり込む。徐嬌（呉雨霏）は兄（森美）と伝統的花嫁衣装野の居候。こき使われ、牢獄のような部屋に住まう日々。しかし人柄はよく、困っている人には手を差し伸べる。
ある日、徐嬌は同級生の結婚前のパーティーで林鳳嬌にであう。実は2人、犬猿の仲。争っているうちにどうしたことか２人が入れ替わってしまった・・・・。
まあ、簡単に言うと、あまり面白くなかったのだが・・・。
だいたい2人が入れ替わる理由がよく分からない。そのままのキャラで十分面白いものが出来そうなのに、わざわざ入れ替えが必要なのだろうか。さらに田啓文にしても、森美にしても、梁祖堯にしてもふざけ過ぎ。これまでの葉念琛作品は、鄧麗欣と方力申（アレックス・フォン）の組み合わせでラブコメ。ストーリーになるほどと思える展開や、意外に人の心理をついていたから面白かった。今回はラブコメともいえず、女子2人の友情ものともいえず、なんだかよく分からない作品になっていた。
林鳳嬌のキャラは面白いので、これだけ使って新しく撮ったらどうだろうか。
2008.11.29@旺角百老匯
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