《維多利亞壹號》の行くへ

何超儀(ジョシー・ホー)は、今年初め、ギャンブル王・何鴻燊(スタンレー・ホー)から1億香港ドルを出資してもらい、自ら映画を製作、今年中に3本を作る計画だ。処女作はスプラッターな3級片《維多利亞壹號》で、彭浩翔(パン・ホーチョン)に監督をまかせた。何超儀自身は殺人者を演じ、全編にわたって殺戮が繰り広げられる暴力的なスプラッター映画で、10月上映を予定している。
映画《維多利亞壹號》撮影後、彭浩翔と何超儀の間で編集について意見の食い違いがあり、結果2人は反目することになってしまった。撮影後、何超儀は非常にナーバスになっており、ハリウッドの映画編集者に編集をオファーしたが、彭浩翔は自ら編集するといいはり、フィルムを何超儀に渡さなかったという。
この映画には暴力的な場面が多かったが、彭浩翔は暴力場面をすべてカットしようとしたが、制作者の何超儀はそれに同意せず、双方は何回も言い争ったが、お互い自分の意見をまげず、結果彭浩翔がフィルムを何超儀側に渡さなかったといわれている。
何超儀の852電影公司は昨日、彭浩翔とは映画製作について契約書にサインをしており、この契約書の内容はお互いの信頼に基づいて秘密にされているが、最近になり契約の一部内容がマスコミに流れたため、何超儀の会社ではこの件を弁護士に預けたと声明を発表した。昨日、両者に連絡をとったが、入校までには2人から返答がなかった。by 2009.8.27「頻果日報」

他紙によるとマスコミに漏れた契約の内容には「監督が最終的な編集権を有する」とあるようだ。つまり誰がこの契約の内容をマスコミにばらしたのか、明らかということか。契約があるなら書面で講義すればいいものを・・・。ところでこの852電影公司の852は、香港の電話の地域コードからとったんでしょうね、きっと。