今年、旧正月香港映画が大ヒットしたことで、旧正月映画の撮影を中止していた映画会社が動き出している。東方電影は《家有囍事2009》のオリジナルキャストを起用、旧正月映画《花田囍事2010》を準備している。邵氏は無線と組み名作《七十二家客房》を下敷きにした《七十二家祖客》を撮影、来年の旧正月映画の一角を担う。
少し前から邵氏と無線は《七十二家祖客》を準備しており、狄娜の役を周秀娜（クリッシー・チョウ）にと考えていると伝えられていた。周秀娜の宿敵Angelababy（楊穎）ももう一つの旧正月映画《花田囍事2010》出演へのオファーを受けたという情報を本紙は昨日入手した。周秀娜とAngelababyは、香港ブックフェア、日本でのファッションショーに続き、日本から香港へ舞台を移して来年の旧正月映画でも戦うことになった。
《花田囍事2010》は、張國榮（レスリー・チャン）主演《花田囍事》を元にした古装片で、黄百鳴（レイモンド・ウォン）プロデュース、邱禮濤（ハーマン・ヤウ）監督、古天樂（ルイス・クー）、呉君如（サンドラ・ン）、熊黛林（リン・ホン）、黄百鳴、夏春秋（呉君如の実父）の他、蔡卓妍（シャーリーン・チョイ）と噂の所属タレント鄭中基（ロナルド・チェン）らが出演する。残念ながら蔡卓妍はスケジュールの都合で出演できず、蔡卓妍と鄭中基に注目があつまるのを婉曲に避けた結果となった。そこで映画会社は蔡卓妍の花田國公主役をAngelababyにオファー、鄭中基とカップルにさせることにした。映画は来月から撮影の予定だ。by 2009.9.27「頻果日報」
《七十二家客房》は、葉錦鴻（イップ・ガムホン）監督、出演者には曾志偉（エリック・ツァン）、譚詠麟（アラン・タム）、劉嘉玲（カリーナ・ラウ）、薛凱琪（フィオナ・シッ）、その他TVB所属タレント多数の名前があがっている。
