横掃江南七霸天(別名:大小黄天霸)

《横掃江南七霸天》羽佳、鄭碧影、任燕、林艷、元甫(李菊華)、元龍(洪金寶)、元庭(呉明才)、元泰、元華、元樓(成龍)、元文(孟元文) 
于占元:武術指導 
龍圖:監督 1962年 大榮 モノクロ 粤語 無字幕


黄家で宴会が開かれる。招かれた金清の娘の蓮花(任燕)は黄天覇(羽佳)に気がある。金清はこの機会に娘と天覇の婚礼を進めようと考えるが、天覇はその気がない。天覇は、もう1組の客人、張家の桂蘭(鄭碧影)に一目惚れした。桂蘭も天覇に気があるのを知って、7人の弟たち(七小福)は天覇の家に忍び込み、大切な衣を盗み出し、自分たちの仕業だと書き置きをした。黄家では書き置きは本当かどうかと疑うが、ひとまず張家へ出かけて行くと、はたして姉を思う弟たちの仕業であった。これが元で桂蘭と天覇は一緒になることになった。それを知って面子をぶされた金家は、王の印を盗みだし、天覇へ罪をなすり付けた。怒った王は父を人質に取り、3日以内に印を還すように言い渡す。天覇、桂蘭らは金家に乗り込んで行くと、桂蘭は仕掛けにひっかり囚われの身になるが、こっそり家を抜けてきた弟たちに助けられる。印は毒龍の洞にあると知り、みなで洞穴に入って行くのだった・・・・・。


毒龍が出て来たところで会場が笑う。龍とは似つかない怪獣の着ぐるみで、目が光っていて、煙や火を吹く。ウルトラマンに出てくる怪獣のようだった。7人の子供たちがくるくると動き回る。主に台詞を話すのは呉明才と李菊華。一番小さい成龍が可愛い。このころ8歳。敏捷で小さいながらもよく動くのと、台詞をいう人を興味深そうに見る姿が印象的。なお物語りは清代末の小説《施公案》から取っているそうだ。2009.11.14@香港電影資料館「打到飛起:七小福五十周年」


■□09年に見た映画一覧□■