《少年李小龍》7月クランクイン

李治廷。《少年李小龍》は昨日、尖沙咀・星光大道の李小龍銅像横で開始の儀式を行ない、俳優の李治廷(アーリフ・リー)、謝婷婷、貢米らがそろった。李小龍実弟・李振輝も出席し、銅像にむかって「兄も感激している」と話した。


劇中、李治廷は李小龍を演じ、謝婷婷は李小龍の彼女・敏兒、貢米は幼なじみを演じる。昨日、李小龍に扮した李治廷は、上着を脱いで筋肉を見せた。また劇中兄を演じる應昌佑は「このごろ李治廷と呼んでも答えないんだ。ブルースと呼んでやっと答える」と笑った。李治廷は「このところ李小龍の映画ばかり見ていて、すっかり映画に入り込んでしまっている」と答えた。


李治廷は敬意を表して李小龍像に向かって頭を下げたが、李小龍得意のポーズをとろうとはしなかった。「尊敬しています。銅像は本当の李小龍。ここは彼の場所です。僕は劇中で彼に扮するだけです」と話した。李小龍は8個の腹筋があった。李治廷は鍛錬で6個半の腹筋が出来た。このことろ絶えず練習し、タンパク質が多く、デンプンの少ない食べものを取っているという。


映画は7月にクランクイン。李治廷は2か月フリーのボクシングと詠春を練習した。謝[女亭][女亭]とのラブシーンはあるかと問うと「あるかどうか分からない。ストーリー上必要なら僕はかまわない」と話したが、謝[女亭][女亭]のスクリーン初キスを奪うことになると聞くと「わ−、それはプレッシャーだ。物語に任せるよ」と語った。2010.6.22「星島日報」