梁小龍に傳奇功夫巨星授与

《打擂台》香港の功夫俳優である梁小龍(ブルース・リャン)のこれまでの武術映画への貢献に対して、モントリオール・ファンタジア映画祭(Fantasia International Film Festival)は、現地時間7月10日に「傳奇功夫巨星(Legendary Kung Fu Star)」を梁小龍に授与した。
授与式は《打擂台》のカナダのプレミア会場で行われた。《打擂台》は香港の70年代を背景にしたノスタルジックな映画で、近年の香港映画中の傑作であり、第14回ファンタジア映画の注目映画でもある。また加えてカンヌのMarche de Filmやニューヨークアジア映画祭(New York Asia Film Festival)にも参加している。


《打擂台》上映時には多くの観客が集まり満席となった。上映後、梁小龍と監督の1人である鄭思傑が出席しサイン会が行われ、会場は熱気に包まれた。
この映画は古い香港武術映画を記念したカンフーコメディで、評論家はこの映画は今年もっとも遊び心にみち、笑いを誘い、娯楽性に富んだ作品だと見なしている。
蕭慕蓮・駐カナダ香港香港經濟貿易辦事處處長は式典の中で、《葉問》は08年上映時に評判もよく興行成績もよかった。映画は李小龍の師傅の物語で、武術映画の再ブームを作ったと話し、また今年は《打擂台》を上映してくれ、香港武術映画界へ敬意を表してくれたことに感謝すると述べた。(略)by 2010.7.12「政府公報」

《打擂台》、New York Asia Film Festivalでは「NYAFF Audience Award」を受賞。