《熱愛島》に陳沖

熱々、陳沖と任達華。映画《熱愛島》は昨日(9月30日)、西貢の成豊スタジオでクランクイン式を行った。主演女優の人選は二転三転、本来呉君如(サンドラ・ン)だったが辞退、その後監督の甘國亮(カム・コックリョン)は劉嘉玲(カリーナ・ラウ)の名を上げていたが、最終的には陳沖(ジョアン・チャン)に決定した。
昨日のクランクインでは、監督の甘國亮、俳優・任達華(サイモン・ヤム)、陳沖、呉鎮宇(ン・ジャンユー)、小宋佳(ソン・ジア)、張震チャン・チェン)、文詠珊(ジャニス・マン)の劇中の3組のカップルと大陸の俳優が数人参加し、子豚の丸焼きを切る儀式を行った。任達華と陳沖は手をつないだり、ハグしたり仲のよいところを見せた。2人は劇中、離婚後再びカップルになる恋人同士を演じる。


主演女優については、最初に名の上がった呉君如が辞退、次の劉嘉玲は現れず、國際的女優の陳沖が後を埋めた形だが、「何人の女優にオファーをしたのかは知りません。陳自強(ウィリー・チャン)が電話をしてきて、ある女優が妊娠して出演できなくなったというので、私で助けになるなら出演しますと話しただけです」と陳沖は語った。
最初の人選でないが気にしていないかと問うと、「似たようなことはよくあること。私が出演できなくて他の人が演じたこともあります。脚本を読んで、この映画は面白そうだと思いましたし、演技派の任達華と共演出来できますし、甘國亮は映画を愛している人で一緒に映画談義ができます」と笑って話した。


主演女優が二転三転したことについて任達華は、撮影にはいろいろな事がある。良い脚本とよい制作者なら自然といろいろな事が起こるもの。「陳沖は僕の心のアイドル。今回初共演できてとても嬉しい。彼女のことは評価しています。演技はすばらしいし、どんな役も演じられる。今回の共演はとても刺激的です」と笑った。2人には熱々のシーンはあるかと問うと、任達華は、たくさんのクレージーなシーンがあり、今回陳沖はたくさんの”初”を任達華に捧げてくれると話した。また陳沖にハンサムな任達華とのベッドシーンを望んでいるかと問うと、「期待していますよ。見てね。彼がこんなに明るくて可愛い人で、演技のプロだとは知りませんでした。現場の雰囲気は楽しくて、彼はエネルギーいっぱいの人なんですね」と話した。by 2010.10.1「文匯報」

物語は4組のカップルのラブストーリーとのこと。