讓子彈飛

《讓子彈飛》周潤發(チョウ・ユンファ)、姜文(チアン・ウエン)、葛優(グウ・ヨウ)、劉嘉玲(カリーナ・ラウ)、陳坤(チェン・クン)、胡軍(フー・ジュン)、馮小剛(フォン・シャオガン)、廖凡(リアオ・ファン)、苗圃 
姜文(チアン・ウエン):監督


民国8年、県長の馬邦徳(葛優)は、妻(劉嘉玲)と師爺(馮小剛)を連れ赴任しようとしていたところ、強盗の張麻子(姜文)らに襲われる。馬邦徳と妻は一命を取り留めるが、馬邦徳は保身のために自分が師爺だと偽り、さらに張麻子に県長に扮して鵞城へ行くように示唆する。鵞城はこの地の主・黄四郎(周潤發)が勢力を誇っていた。


表面上は葛優姜文、周潤發が、智恵を巡らしお金と権力を手に入れようとする物語。その裏には国民党から共産党へという中国の歴史が描かれていると言われている。そのあたりが中国大陸で大ヒットの理由だろうが、北京語の面白さもいまひとつ理解できないうえに、相変わらず姜文と相性の悪い私にはどうもピンとこない。
ただし久しぶりに見るコメディチックな周潤發が嬉しいが、北京語なのがなんとも残念だ。次回は広東語でお願いしたい。2010.1.13@百老匯The ONE


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